シャトー東洋403号

【1.シャトー東洋403号|再生事例】
■ ご相談の背景
白金のご自宅マンションの売却をお手伝いしたお客様からのご紹介で、今回のご相談をいただきました。
ご相談者であるY様は、ご主人がホテル経営や投資事業を幅広く展開されていましたが、事業の破綻により自己破産。すべての資産が金融機関に差し押さえられ、生活の立て直しが急務となっていました。
唯一残された資産は、息子様との共有名義で保有していた青山のマンション「シャトー東洋403号」のみ。
しかし、室内には長年にわたり蓄積された家具や趣味の品々があふれ、整理や処分にも多額の費用がかかる状態でした。
資金的余裕もなく、売却以外の選択肢を持つことが難しい状況でした。
■ 課題
本件では、以下の複合的な課題が存在していました。
•破産により手元資金がない
•引越し費用・残置物処理費用が捻出できない
•内装工事を行う資金もない
•生活再建の見通しが立たない
単純な売却では一時的な解決にしかならず、その後の生活基盤の確立が難しい状況でした。
■ ご提案と解決策
当社は「売却ありき」ではなく、資産を活かした再生プランをご提案しました。
① 生活基盤の再構築
ご家族3人で生活できる賃貸マンションへお引越しを実施し、生活環境を安定化。
② 室内の整理・残置物対応
大量の家具や調度品については、専門業者と連携し整理・処分を実施。
③ 不動産の収益化
青山という立地を活かし、内装工事を行った上で賃貸物件として活用する方針をご提案。
④ 資金面のサポート
内装工事費用については当社が一時的に立て替え、
賃料収入の一部から長期的にご返済いただくスキームを構築しました。
■ 結果
内装工事完了後、2008年にテナントが入居。
その後2022年5月まで、約14年間にわたり安定した賃貸運用を実現しました。
売却することなく資産を活かし、継続的な収入源として再生することができました。
■ その後の関係性
本件は単なる不動産取引では終わりませんでした。
賃貸運用期間中も、当社代表の沼田がY様の相談役として関わり続け、
生活や将来に関する様々なご相談にも対応してまいりました。
不動産の管理だけでなく、人生の再建に寄り添うパートナーとして、長期的な関係を築いています。
■ 最後に
本件は、
「資産を売却する」のではなく、
「資産を活かして人生を立て直す」
という選択を実現した事例です。
資金がない、状況が厳しい――
そうした局面においても、適切な設計と支援によって新たな道を切り拓くことは可能です。

私たちは、短期的な利益ではなく

長期的な安心と持続可能な解決を重視したご提案を行っています。
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